文化三角地帯の最後の一角、キャンディに
スリランカの北中部~中部にある文化三角地帯の観光を終えて、その最後の一角、キャンディに。
ダンブッラからは、黄金寺院前のバス停から45分ほど。
キャンディはスリランカ中部の街。
シンハラ人による最後の王朝キャンディ王国(1469年~1815年)の最後の都であり、スリランカの仏教の聖地でもあることから、現在でもスリランカ中部における中心的な都市です。スリランカ全島においても、コロンボに次いで第二の都市と考えられています。
比較的高地にあるため、ここまでの文化三角地帯と比べると涼しく、旅行しやすい街です。
キャンディには2泊の予定。まずはホテルに向かいます。
ここまでは一人旅でしたが、キャンディからは日本人のお友達が合流予定。ということで、ホテルのクラスが上がります笑
ホテルはキャンディの中心地、佛歯寺から5分の好立地。
大通りから一本入ったところで、目の前は静かなのも嬉しい。
外にはアイスクリーム屋さんが。1階にはカフェもあります。
ウェルカムドリンクはお茶ではなく、自家製コーラだった。ちょっと不思議。でも爽やかで夏らしい。
内装はコロニアル調でとってもおしゃれ。
泊まったお部屋は3階のお部屋。
ベランダからは佛歯寺も見えます!
ウェルカムチョコレート、美味しかった~
お部屋すごくきれいでした。バスローブもあり。ドライヤーもあり。シャンプーボディーソープボディークリームあり。
キャンディ観光の立地を優先するなら、おすすめです
デスクの引き出しに謎の矢印があって、謎解きはじまるかと思った。
キャンディ散策
お友達が合流するのは明日なので、ひとりでキャンディを散策してみることに。
ホテル前の路地を出たところ。
シーギリヤから来たので賑やかさに驚きます。
北中部のアヌラーダプラやポロンナルワよりはやっぱり涼しい。
佛歯寺前の広場で寝る犬。
佛歯寺の隣にあるキャンディ湖。
19世紀初めに、12年の歳月をかけてキャンディ王国最後の王であるスリー・ウィクラマ・ラジャシンハにより造られた人造湖。
写真左に見える湖中央部の島は、当時は王宮からトンネルで行くことができ、王のハーレムになっていたそう。ロマンティックと思えばいいのか、暴挙と思えばいいのか……
湖沿い、佛歯寺の正面には、キャンディのランドマーク、クイーンズホテル。
この前の通りはキャンディのメインロード。毎年7月のペラヘラ祭では、佛歯を乗せたゾウを含む行列がこの通りを進んでいき、キャンディホテルは祭鑑賞の一等地として、一年前から予約が入るとか。
お土産を買おうかなと、マーケットの方に向かいます。
途中にあったショッピングモール(ホテルのドアマンさんには、ローカルなマーケットではなくここを薦められた。あのホテルのお客様ならここだよね)
ビアードパパが……!ある!!めっちゃ食べたくなったけど我慢……スリランカ、甘いものはわりとクオリティ高いので……
キャンディ王宮の塀。
キャンディのセントラルマーケットに到着。
外には果物を売るお店(『地球の歩き方』によると、外は観光客向けでぼったくり価格だそう)
建物内1階はお茶やスパイスなど食べ物、2階は衣類のお土産屋さんがたくさん。
私は19:00頃着きましたが、もう少しずつ閉まり始めていました。翌日19:30過ぎに行った時にはもうすべてクローズしていたので、遅くとも~19:00くらいまでに行くのがよさそう。
2階に上がってすぐのお店で、ゾウの柄のコットンパンツを調達。
観光地で出会う白人観光客がみんなスリランカで買ったっぽい服を着ていたのがうらやましくて……
900ルピー。涼しかったけど、日本に帰った日にお尻が破けました。
さらに隣のお店でワンピースを購入。
実は次の目的地で、ドレスコードのあるレストランを予約していたのですが、そのことをすっかり忘れてバックパッカーらしい恰好で来てしまったので……
生地はめっちゃペラペラだけど、涼しかったので良し。スリランカぽくてかわいいです。おじさんの殺し文句は「日本に帰っても、ビーチに行くとき着られるから!」ビーチ行くことあるかわかんないけど、買っちゃえ。1400ルピー。
お夕飯
ホテルに戻りがてらお夕飯。
佛歯寺すぐ、『地球の歩き方』にも乗っていたローカルめのレストラン。
ビリヤニ。ごはんはマイルドにしてもらえたけど、マンゴーチャツネが恐ろしく辛かった……
デザートを頼んでみようかなと、ローカルっぽいプリンのようなものを選択。120ルピー。
ニッキ!ニッキの味だ!シナモン?甘さは控えめで、シナモンがガツンと来ます。
ここまででは一番好みでなかったかも……
明日から二人旅になるので、最後のひとりの夜を満喫してキャンディ1日目を終えたのでした。